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G.17.2.2 座屈解析

STAAD.Proでは、一つの荷重ケースに対する座屈係数の計算を組み込むために、2つのプロシージャが採用されています。座屈係数とは、構造物の全体座屈を生じるために、ある荷重ケースで定義された荷重すべてに掛ける必要のある量です。 

STAAD.Proは、ソリッドに対しては、幾何剛性の効果を考慮しません。変形する構造物の部分に、変形の無視できないソリッドがある場合は、座屈解析における(P-デルタ解析においても)結果は誤ったものになります。